実現のための方策② ITの一分野にまずはフォーカスして開始

各技術分野ごとに、一定水準以上の技術者を数集めるという困難さに対しては、まずはITの中でもひとつの分野にフォーカスしてサービスを開始して、その分野で実際にニーズとシーズがマッチングして効果があがることを実証することによりサービスについての認知と信頼を勝ち得た上で、順次技術分野を展開していくことにより対応します。

最初に対応する技術分野としてはオープンなシステム構築や運用の分野にフォーカスすることを考えています。AWSVmware, Hadoop, BigQuery、次々と新しい技術が登場するオープンなシステム構築運用分野に関して、技術的な課題で困ったときにその課題を迅速に解決できるプラットフォーム構築をまずは目指します。ここでターゲットとする市場はすでに年間数千億円規模となっているオープンソースの保守サポートやAWSの保守運用などの市場の周辺市場です。

毎月10万、20万と年間を通して払って保守サービスや技術コンサルを受けることができないものの、技術的な課題にぶつかって困るようなことに業務上ときどき遭遇するような人たちに対して、スポットで迅速な解決策を提供するオープンなプラットフォーム構築をまずは目指します。

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