ターゲットとするユーザ像

つまり、想定している技術的な課題とは「IT系のツールの使い方に関する課題」という例の場合については、そのツールに関する「保守」(あるいはコンサル)サービスを必要としている状況となります。いま作り上げたいと考えているプラットフォームは、保守サービスを受けていない/受けられない (保守サービスがカバーできていない) 人たちをターゲットとします。

オープンソースの無料のソフトウェアには保守サービスは存在しませんが、有償のIT系のツールであれば、基本的にそのツール・ソフトウェアには保守サービスが用意されています。しかし、多くの保守サービスでは、年間契約などの一定期間の契約を結ぶ必要があり、月々10万とか20万とかの固定金額の支払いの約束をする必要があります。これは、多くの保守サービスは人的な営業体制を敷いているために契約単価を一定金額以上にしないとペイできないという事情があります。また、問い合わせに対応する技術者の体制を敷くにも事前に計画できないと体制維持が難しくなる面もあります。

本プラットフォームは、各種ツールの保守サービスではなかなかひろえていない「スポット」の保守ニーズに迅速に答えられる仕組みを作り上げようというものです。

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