取り扱う技術的課題とは⑤ 所定の性能を実現する方法の教示

2つ目の技術的課題のタイプは、所定の「性能」を実現する方法の教示です。製造工程などにおいて、要件として規定されている・実現すべき「性能」があるにもわわらず、実際に開発・実装してみたところ、なかなかその実現すべき性能が出ないということはよくあることです。そのような課題に対して、実現すべき所定の性能を実現する方法を教示・提示することが求められる解決策となります。

このような課題は、具縦木な個別の用途に対する、具体的な性能要件を実現可能とする処理ロジックなどを提示する必要があるので、もちろん、書籍やネットでは回答を得ることはできません。

また、このような課題の解決策を提示することができるのは、その分野についての専門家の中でも、ある程度以上のレベルの能力の人となりますので、もともとその分野の専門家との接点がないと、すぐに依頼先を見つけることが難しい場合が多くなります。

f:id:michihiro-uenohara:20171104170116p:plain

 

具体的な例として「製造工程の検査における画像処理の性能を10倍とする処理ロジック」を求める課題解決依頼を下記にあげています。画像処理の専門家に対して、処理性能を10倍以上とする画像処理のロジックの提示を求めています。

 

f:id:michihiro-uenohara:20171104170205p:plain